15 源氏物語の和歌 12首

size:W63mm×D9mm×H367mm
<作品の説明>
源氏物語に登場する和歌から12首を選び1冊の本にまとめました。本は、短冊のように細長い形にし、段差をつけた色とりどりの遊び紙を十二単(じゅうにひとえ)に見立てイメージ作りをしました。また、本は洋装本ですが、函はあえて帙にしました。
<エピソード、制作時の事等>
最初は、折り本にしようと思いましたが、「ががられている本」が作品の条件であったため、制作内容を変更。四つ目綴じの和装本にしようかとも考えましたが、和風の洋装本を作るのも面白いと思い、一折り中とじの本を作りました。
表紙の華やかな友禅染の和紙と、帙の落着いたクロスのコントラストが個人的に気に入っています。
心残りは本の開きがイマイチな事です。紙の厚さや本のサイズの問題でしょうか。

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7 コメント

  1. maki miyagawa

    今までモノトーンっぽいものを多く制作されてきたように思いますが、色を使った作品も素敵です。でもどこか硬質な感じがあり、カッコイイ。細長い作品が多い中でもとりわけ細長く、志向がハッキリしているので潔くて気持ちが良い作品です。作業もとてもきれい。

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  2. 会場コメント

    全体的なイメージ、仕上がりが良い

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  3. miyakemiyuki

    短冊のままの細長い形が斬新です。表紙や色紙で源氏物語の華やかな世界が表現できているなあと思いました。この長さは作りにくそうですけど、綺麗にできてますね。

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  4. 会場コメント

    発想の面白さと紙の選び方、合わせ方が綺麗でした

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  5. 会場コメント

    作りがとても丁寧です

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  6. 会場コメント

    色彩が良い。

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  7. 会場コメント

    私は中国出身です。日本の文化が好きです。長い形の布を選択したのが気に入りました。毎年一回詩吟会に参加しています。同じ作品が欲しいです。長詩、詩吟会に持っていきます。似合うと思います(笑)

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