54 「書物の歴史」と私

□作品の説明

「書物の歴史」(エルク・ド・グロリエ著、大塚幸男訳)の新書を改装しました。 ところどころにある、私の書き込みもそのままにしています。
□作品説明やエピソード、制作時の事等
本について関心を持ちはじめた時、偶然図書館で手にとった本でした。 学術寄りの本をきちんと読もうとすると、私は書き込みをしなければなかなか理解できず けっきょく購入して、書き込みをしながら読んでいます。 本のはじまりを、古代壁画絵にみていく考えが好きです。
□作者アンケート
普段、私は本を媒体として物語の制作を行っています。 物語が物体として表現できる本にとても魅力を感じます。 製本を知ってゆくなかでその技術や本自体の歴史を感じ、この本を選びました。 本に対する書き込みからは、持ち主と本の関係がみえるのではないかと思い、 書き込みを残したままの、このような形で制作しました。
Exhibition No.: 54
size: 182mm×120mm×14mm 184ページ
スキル

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