執筆者 marumizuadmin | 5月 30, 2016
□作品の説明 『江戸風俗絵入り小咄を読む』武藤 禎夫 著(東京堂出版)の改装本です。ほとんどすべてのページに当時の風俗絵が配置されていて、ゆったり眺めてもよし、短い隙間時間にチラ見してもよしでお気に入りの蔵書でした。今回はさらに、和装で出かけるときに小物として雰囲気がよく、持ち運びしやすく汚れに強く、軽い装丁にと工夫してみました。道中財布に本をかがりつけた仕様です。 □作品説明やエピソード、制作時の事等...
執筆者 marumizuadmin | 5月 30, 2016
□作品の説明 本文紙は『文字禍』に出てくる粘土板を、表紙の図柄は、文字の精が浮遊している様をイメージして選んだ。和でも洋でもない、曖昧な雰囲気を出せるよう、列帖装で仕立て、帙はこはぜではなくマグネットで留めるようにした制作する過程で、様々なアイデアを試行錯誤してしまい、いくつものバージョンが出来あがってしまった。その中から『文字禍』に対して自分のもつイメージに一番近いものを提出した。 □作品説明やエピソード、制作時の事等 読書が趣味が高じて「製本」の世界にまではいりこんでしまった。...
執筆者 marumizuadmin | 5月 30, 2016
□作品の説明 製本を制作する時のアイディアや素材実験の記録をまとめるノートです。 製本作業で一番好きな「裏打ち」の工程を生かして風合いのあるクロスを作りました。本文は、テキスト用とスクラップ用のページを交互にかがりました。格子と縞でペアにしました。 □作品説明やエピソード、制作時の事等 「製本と私」というテーマから、自分が製本工程で興味がある部分をメインにノートを作ろうと考えました。...
執筆者 marumizuadmin | 5月 30, 2016
□作品の説明 材料:本文(ケント紙、トレーシングペーパー)、表紙(ボール紙、製本クロス、レザック80、書籍用紙)、カラーチップ(カスタムペーパー、プラ板白)、かがり糸(麻糸20/3)、花ぎれ、スタンプ、インク(バーサファイン、バーサマーク他) □作品説明やエピソード、制作時の事等 持っているものを把握したり、新色を追加できるようなページ構成にしました。 また、作品制作の時に見やすく開くように、足付きのアルバム仕立てにしました。 見返しはカラーケントにスタンプを捺して、透かし風にしました。 □作者アンケート 「見本帳を作りたい」...
執筆者 marumizuadmin | 5月 30, 2016
□作品の説明 テーマが「製本と私」ということなので、私が子供の頃好きだった日本の童謡・童話を日本の製本技法(麻の葉綴じ・列帖装・折本の3種類)で仕上げ、帙に収めました。また、本の表紙と見返しの紙は、私の父の故郷で作られている和紙「西ノ内紙」を使いました。 □作品説明やエピソード、制作時の事等...