執筆者 marumizuadmin | 7月 30, 2024
size:205mm×160mm×62mm 440ページ <作品の説明> 徳島県産の伝統的素材をいろいろ使って4冊の和本とそれを収める帙を製作。 ①和本(深藍):阿波正藍染。染める、絞る、干す、の工程を何度も繰り返し、発酵建て法によって天然藍で染められた深い色調の藍染。(岡本織布工場 藍布屋製) ②和本(梅紫):阿波しじら織。シボを出す独特の風合いと美しさが魅力。さらりと肌触りがよく、軽くて涼しい。濃い色から薄い色へ変化をつけた伝統柄の縞文様は魚のカツオの背から腹の体の色に似ており「鰹縞」(かつおしま)と呼ばれる。(長尾織布製)...
執筆者 marumizuadmin | 7月 30, 2024
size:152mm×110mm×22mm 236ページ <作品の説明>枡野浩一さんの短歌集『ハッピーロンリーウォーリーソング』を改装しました。 見返し・ギャルドブランシュはグムンドカラーマットFS No.34・No.36、表紙はポルカ コンニャクを使用。 <エピソード、制作時の事等>元は本文のマゼンタとシアンが印象的な文庫本でした。それに馴染むように、白い材料はマゼンタとシアンに変えて取り込んでいます。(どこかわかるでしょうか?) 上製本でも重たい雰囲気にならないよう、表紙の芯材は1mm厚のチップボールを用いました。...
執筆者 marumizuadmin | 7月 30, 2024
size:154mm×216mm×13mm 38ページ <作品の説明> 作品名の”Stillness...
執筆者 marumizuadmin | 7月 30, 2024
size:295mm×213mm×28mm 12ページ <作品の説明>毎年1月、皇居にて歌会始の儀が催されます。 今年預選された歌を和紙にコピーし、箱に納めました。 〈使用素材〉本文=大礼紙、シャレード、里紙、和綴用糸 表紙と箱=裏打布、ボール紙、金蘭緞子布、江戸打紐、大島包み玉の大?小 <エピソード、制作時の事等>今年、私の詠進した短歌が預選され、1月19日、皇居にて催された歌会始の儀に参列しました。 後に先にもこんな貴重な経験はなく、この大切な思い出を形にしたいと考え、自分のために、記念になるような作品を作ろうと考えました。...
執筆者 marumizuadmin | 7月 30, 2024
size:97mm×72mm×67mm 192ページ <作品の説明>いわゆる三十六歌仙の短歌集です。三十六歌仙の短歌を1冊に3首ずつ一折中綴じ角背の小さな本に仕立て12分冊にしたものを紙丁番でつなごうと考えたのですが時間も根性も足りず、4冊だけつなぎました。 三十六歌仙というと装飾料紙に彩られた「三十六人家集」を思い浮かべる人もいるだろう。16ページに3首だけでは寂しいので加飾をしようにも技術もなければ時間もない、そして選んだ染められた和紙が小さな本に奥行きを持たせてくれたように思います。 本文用紙:うずら紙染...