042 改装『故郷から10000光年』

042 改装『故郷から10000光年』

size:162mm×125mm×30mm 528ページ <作品の説明> ハヤカワ文庫『故郷から10000光年』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 著 無線綴じを糸綴じ上製本に改装。 冊子を1ページごとに分解し、糊などを取り除いて、16ページ一折に仕立て直して綴じて表装する、 毎度、取り掛かった最初は気が遠くなる道のりですが、生まれ変わった愛読書を開くときの充足感は格別です。 <エピソード、制作時の事等> いつもはその書籍の内容に沿ったデザインに改装していますが 今回は自分の好みの素材・配色を追求しました。...
043 大山さんぽ

043 大山さんぽ

size:205mm×268mm×28mm 28ページ <作品の説明> 本文紙:ビオトープGA-FS カカオビーンズ170kg、フォレストグリーン170kg 見返し用紙:ビオトープGA-FS ミッドナイトブルー 表紙:2mmボール 「大山」の地名の由来から、山をイメージした色合いの本文紙を選び、表紙布も山にしてみました。 <エピソード、制作時の事等> 今回のお題は「故郷」ですが、東京生まれ東京育ちの私には田舎はありません。 ですが、小学校半ばまで生まれ育った板橋区幸町と大山駅周辺が故郷と言えると思います。...
044 室生犀星 『故郷を辞す』

044 室生犀星 『故郷を辞す』

size:187mm×135mm×8mm 30ページ <作品の説明> 青空文庫より本文を使用させて頂きました。 故郷で過ごしながらもそこを離れることを考えており、故郷をただ”よいもの”としてではなく捉えているのが印象的でした。 制作においては、全体的な静けさを邪魔しないような配色を意識しました。表紙のクロスについては、自作の山をスキャンし印刷を依頼したものです。 <エピソード、制作時の事等> 自分には故郷然とした故郷がないため、ふるさとというものに一種の憧れがあります。...
045 スケッチブック

045 スケッチブック

size:130mm×187mm×18mm 32ページ <作品の説明> 雲龍紙(白)NTラシャ(グレー)北雪ケント160k(本文紙)新星物語(見返紙)麻ひも 故郷に戻る=実家に帰ると捉え 実家に戻ったらやることは掃除です 掃除といえば、懐かしのものが出てきてついつい見てしまいますよね 子どもの時の絵とか… ということで今回は、スケッチブックを作りました! 手のひらサイズなので、どこにでも持って行けますね! <エピソード、制作時の事等> スケッチブックといえば、リングで止められているのを思い浮かびます...
046 台湾料理物語

046 台湾料理物語

size:174mm×155mm×24mm 284ページ <作品の説明> 忘れ去られていく故郷の料理のルーツ(ゆかり)が書かれている著書です。 1962年に出版され、著者の黄玉火さんは東京都内で最古の台湾料理屋「山珍居」のオーナーである。 自分自身の家族ヒストリーから考える故郷の味は、本書の第三篇「台湾料理の特色」で語られた事に感銘を受け改装本にしました。 素材:ラミー40/1 クロス 里紙 台湾原住民カバラン族のバナナリーフ織物 <エピソード、制作時の事等> 革装&丸背を目標にしていましたが、バラして見たら22折!...