size:211mm×150mm×18mm 30ページ
<作品の説明>「鶯の内裏」や「見るなの座敷」といわれる話をモチーフにしたアルバムです。男は迷い込んだ屋敷で13の座敷のうち最後の座敷だけは見てはならぬと言われます。主の留守中に覗くと座敷には四季の美しい景色、最後の座敷では鶯が飛び立ち、全ては幻のように消えてしまうのでした…。
表紙:アピカ色画用紙にステンシル、本文:アラベール200kg、糸、小口をアクリル絵の具で着色。一枚ものをかがる方法で作りました。
<エピソード、制作時の事等>好きなお話の世界観を表現したくて作りました。全て消え去ってしまうラストシーンが印象的だったので、過ぎ去った出来事を保管するものとしてアルバムを選択しました。
次々と扉を開く様子がページをめくる様子と重なります。話の全体の印象として美しいイメージを表すために色が外から見えるといいなと考え小口に着色にしましたが、アクリル絵の具を使ったら少しベタついてしまったので材料を研究したいです。
<自己紹介>月一コース基礎から始めて4年目になります。知れば知るほど楽しく、まだまだ知りたいことがたくさんあります。生活の中で時間を確保することが難しいこともありますが、マイペースに続けることが目標です。