size:W205mm×D120mm×H40mm 208ページ
<作品の説明>都内近郊の神社仏閣を紹介している本を、Sewn boards Bindingt(表紙・見返しも本文と一緒にかがる)という方法で作り直した。背は波に千鳥柄の緞子、表紙と背の内側はペーストペーパを使用。別冊の御朱印帳も同柄の緞子と奉書紙を使用。元准勅祭・東京十社めぐり(王子・白山・根津・亀戸・富岡・神田・品川・芝・日枝・氷川)の御朱印が捺されている。函は懐紙入れの要領で作り両脇は千鳥がけしたので、本の出し入れがしやすくなっている。
<エピソード、制作時の事等>ゴールデンウイーク中に御朱印をもらいに回ったが、どこも長蛇の列だった。御朱印の人気を実感しつつ、製本技術が向上しますように、息災に過ごせますようにとお願いしてきた。
<自己紹介>基礎コース終了後、応用を1年。その後パッセカルトンに進む。5月にコーチングを修了。ときどき豆本の展示即売会などに参加する豆本作家にも変身する。
表紙の美しい千鳥の柄と箱の千鳥のステッチを合わせたところ、和のテイストでまとめたセンスのよいところが素晴らしかったです。厚い本がスムーズに開ける製本の手法も是非教えて欲しいです。
きちんと実用性まで考えられている函は、しかも両脇の千鳥がけが本体表紙の千鳥模様にかかっているとか。和の遊び心というか、なんともしゃれている。実際にいただいてきたという御朱印があることで、作品全体の説得力が増している。製本技術が生活のどのような場面で活かせるのかを示した好例と言えるのでは。
発想と美しさと確かな製本技術
千鳥柄の緞子と表紙のペーストペーパーが落ち着いた色合いですてきです。函もすばらしいです。
生活の中に製本を楽しむ感じが伝わってきて良いです。色の組み合わせもステキ。
以前、ご詠歌の本+数珠を入れて持ち歩くための箱(同じ様に上が開いていて自立するもの)を作ったのですが、何だかしっくり仕上がりませんでした。
お懐紙入れの仕立てにすれば良かったのか!!目からウロコでした。
函もステキで御朱印のイメージにもぴったり。
ちゃんと御朱印をもらって実証しているところが面白い。
シンプル。対になっててすき。
ご朱印を頂いては朱印帳を野ざらし状態にして申し訳ないことをして来た。この作品できちんと保存するマネをしようと思った。
いちばん長く並んだのはどの神社ですか。
ご覧いただきありがとうございます。根津神社は躑躅祭りの時期でしたので、ご朱印所も長蛇の列でした。
願い事が叶うといいですね
ご覧いただきありがとうございます。
願いが叶うようこれからも精進してまいります^^