<作品の説明>
「源氏物語」が列帖装だったということと、またその物語中「……草紙のつまのやうに見えて、桜の織物の細長なるべし。」とあるように、当時の着物のあわせが、和綴じ本の小口のようだという記述から綴じ方はこの二種類としました。
<エピソード、制作時の事等>
和綴じでは、和紙の折り紙を使用し54帖ある物語のうちの四つを着物の重ねとして表現しました。また、当時は着物だけでなく、日常品にも多彩な色を使いこなしていたという記述より、「まんだら」という和紙調の紙を使い、春夏秋冬を表わしました。
まんだらは見本帳そのままを使用しました。全て違う色で、列ちょう装の背でも色の重ねが楽しめます。
小さな箱を開けたら、植物の染色技術を駆使した「源氏物語」の色合わせの世界が広がる、というようにしたかったのですが。。。
美しい色とその情報がもりこまれているのがよい
カラフルな小さな本がかわいいですね
全体のみせかたも愛らしく、小口の多色使いに理由があるのがすてきだと思いました
カラーバリエーションがきれいで見ていてあきません
「まんだら」という美濃和紙、知りませんでした。豊富な色を上手に使って、コラージュされた表紙がステキでした。見本帳のままの本文も私好みです。箱があると本当に立派な作品になりますね。
発想もすごいと思うし、大作ですね。