size:W156mm×D114mm×H16mm 96ページ
<作品の説明>半革装の本と納める箱です。テーマの10にちなんで10回クイズのアイデアを書き留めるノートを作りました。本の本文はクラフト紙、表紙は牛革と小川和紙を用いました。箱は夫婦箱を参考にして作りました。
<エピソード、制作時の事等>テーマに合った布や紙が見つからなかったので、小川和紙に10円玉と色鉛筆で模様を写しました。本文の文字は完成後アイデアを鉛筆で書き込みました。せっかく作った革装の本なので夫婦箱も作ろうとしたのですが、斜めに開いたら面白いかなという思いつきで作り始めたものの、なかなか難しかったです。
<自己紹介>応用コースでマイペースに手製本を楽しんでいます。子どもの頃10回クイズで遊んだのを思い出して、今だったらオリジナルの問題を作るだろうと思いこの本を作りました。10回クイズはもっと作るつもりだったので、今後も思いついたら書き足していくつもりです。
会場で指示通りに四六判を言いそうになった。面白かった。
箱が左右に開く構造、十円玉の擦り出しを表紙にした革装、ユニークな発想と思いがけないギャップに、心奪われます。
毎回楽しみにしています。
箱の開き方がユニーク。
箱のアイデア
半革装、なのに組み合わせたのは10円玉をフロッタージュした(?)紙と、アンバランスなのに、それが不思議に魅力となっている。箱が斜めに開くのはおもしろいアイディアなので、せっかくならそこにもなにか意味を持たせてみたらよかったのでは。たとえば片方を開くと問題、もう片方を開くと答が書かれている、とか。他の人がまねできない卓越した遊び心を、今後も製本技術と上手く組み合わせていってもらいたいです。
開け易くするために?すこしはこの縁がずらしてあるのが面白いですが難しそうですね。
革装に10円玉のフロッキングの組み合わせが可愛いすぎました!
10回クイズと10円玉というのが、学校帰りに駄菓子屋さんに買い食いをしに行く小学生時の気持ちを思い出し、とてもステキな装丁だと思いました。
大好きです。
10円拓本? 面白かったし、かわいい。
10円だまの水玉模様が革の色によく映えているとおもいました。
本文のクイズも楽しかったです。