size:173mm×97mm×23mm 32ページ
<作品の説明>ヒマラヤの秘境ブータンと日本の似ているけれどあべこべな民話を、それぞれの民族衣装をモチーフに包みました。一折中綴じの布装で見開きは新だん紙(110kgえんじ)、本文はコピー用紙(中厚アイボリー)、箱はクラフト紙。
<エピソード、制作時の事等>民話→民族衣装と思い立ち、以前訪ねたブータンの民話を調べたら、日本の藁しべ長者と正反対のお話が。《ゴ》と呼ばれる民族衣装が日本の着物と似ている、と言われるブータンですからこれはもう両方作るしかないなと習ってもいない箱作りにもチャレンジ。《ゴ》の袖口をイメージした白と着物の帯をイメージした黒のクロス、それぞれ重ね貼りが大変でしたが、どうにか思っていた形になって一安心です
<自己紹介>学生時代に製本のハウツー本を見て趣味でやっていた時から、布の裏打ちや丸背ができずに憧れていました。いつかは、が叶う毎日でとても楽しいです。
ブータンと日本、類似の民話を対比させて作品を作っているのが興味深い。