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□作品の説明
- 一冊一年分(12枚)のドイツ装ファイル。 表紙は絵にしたかったので、背と素材を変えられるドイツ装を選びました。 表紙はキャンバス地にアクリル画。 中身はカレンダーですが、手帳のように予定を書き入れるのではなく、やったことを書き残すのが目的。
- □作品説明やエピソード、制作時の事等
- それほど頻繁に開くものでなくとも、ファイルに何かを入れたい時に壊れないようにするにはどうしたら良いか、表紙は絵にたいけれど何を使ったら良いか、等試行錯誤しました。 本文が極端に薄いものなので非常にかがりづらかったです。
- □作者アンケート
- 手製本のレッスンを受けて行く中で、なぜ自分は手製本技術を学んでいるのか考える機会がありました。 自分は本を作りたいのか? ノートを作りたいのか? そうしているうちに、ある一つの想いに辿り着きました。 「心に残したいものを形にしたい」。 これがまさに、自分が手製本技術を学ぼうと思ったきっかけであり、これからやっていく目的でもあります。 今回は、「製本とわたし」というテーマのもと、ずさんな(笑)自分の性格にあわせて、思い出を無造作に綴じられるファイルを制作しました。 チケットや写真等、まとめてドカドカ入れられる、それでいて後から見たい時に、いつのものであったか分かる。 大切なものはとっておきたいけど整理が出来ない人のためのファイルです…。
Exhibition No.: 19
size: 267mm×163mm×26mm 12ページ