size:W232mm×D169mm×H43mm 336ページ
<作品の説明>日本の図書館で広く使われている日本十進分類法。0から9のアラビア数字を用い、大まかな分類から細かい分類へと順次10ずつの項目に細分していく図書分類法です。この分類法に沿って、日々心に留まった出来事や物を採集し纏めるためのノートを仕立てました。
素材:アラベールホワイト、NTラシャ、アトモス、トレーシングペーパー、自作のマーブル紙、クロスほか
<エピソード、制作時の事等>何気ない会話やニュースを聞いて、無意識に「これは○番台の棚だな」と思ってしまう癖が抜けないのと、NDCの仕組みを知って10年目なこともあり、題材に選びました。10の章に分け、網目表を配置した扉を各章2枚ずつあしでつなぎ、インデックス仕様にする…という、やりたいこと盛り込みすぎな内容ですが、デザインはシンプルを心掛けました。専用の道具類のないなかの丸背は苦労しましたが、挑戦して良かったと思います。
<自己紹介>毎日が少し豊かになるような、日常に寄り添う1冊をテーマに制作していますが、気が付けば自分がほしいものばかり作っています。
テーマも箱もラベリングも、全てカッコいい。図書分類に合わせたメモが残せるところも視点が面白い。簡素化したもので商用化できそうな気がしました。
美しい、の一言でした。
こんな存在感のある美しいものが、いつか作れるようになれたらいいなぁと憧れました。
インデックスのカットがきれいでした。
表紙のマーブリングやチリつきの夫婦箱など、実に重厚感のある仕上がりだと思います。それだけに中身がただのノートというのがもったいない。こんな立派な仕立てで、しかも端正でうつくしい箱に入っていたら、書き込むのに躊躇してしまいそう……。インデックスがきれいに並んでいるところなど、随所に技術の高さを感じました。もう少し仕立てと意図が噛み合うようになれば、よりよい作品になるのでは。次回作を期待しています。
表紙のマーブルと造りがきれいなのと、本文のつくりが面白いと思いました。
色もキレイ。
美しい仕上がりで、作りも内容も興味があります。実物が見られないのが残念です。
作ってみたいです
仕上げがとてもていねいです。
手仕事のきれいさにも引かれました。
カルトナージュの確かさと、マーブル模様がすばらしい。
作者の方の知的な頭脳のお話に圧倒され、十進分類に合わせた覚え書きを書くための本という壮大な脳の広がりと引き出しにうちのめされました。
世の中の全ての事象を乱暴なくらい思い切りよく分類してしまうNDCの潔さも好きです。仕事柄なじみ深いNDCがこんな美しい本になるとは!!欲しいです。拝見できて幸せでした。
作家さん語本人からお話伺え楽しかったです。
とてもシンプルでいて、デザイン的におもしろい。