size:W123mm×D11mm×H184mm
<作品の説明>
「若菜」上下巻+夫婦箱。上巻の表表紙と下巻の裏表紙をあんこ仕立てにして、2冊で1冊であるかのようにしてみました。女三の宮の印象が強い話なので、彼女のイメージカラーである白からピンク、赤でまとめています。なお夫婦箱に置いた模様は源氏香で、それぞれ「若菜 上」、「若菜 下」を意味します。
<エピソード、制作時の事等>
完成してよかったです。
<自己紹介>
次に作るのが最高の1冊であるといつも信じています。
size:W123mm×D11mm×H184mm
<作品の説明>
「若菜」上下巻+夫婦箱。上巻の表表紙と下巻の裏表紙をあんこ仕立てにして、2冊で1冊であるかのようにしてみました。女三の宮の印象が強い話なので、彼女のイメージカラーである白からピンク、赤でまとめています。なお夫婦箱に置いた模様は源氏香で、それぞれ「若菜 上」、「若菜 下」を意味します。
<エピソード、制作時の事等>
完成してよかったです。
<自己紹介>
次に作るのが最高の1冊であるといつも信じています。
シンプルで丁寧、その正確さに目を引かれました。
色調のセンスもさることながら、夫婦箱で2箱で1箱という発想も素敵。
上下巻の表紙の手触りの良さそうな感じが女三宮の地位の高さを思わせます。
唐猫の存在感とかわいらしさが心に残りました。
いつもながら安定して高いレベル(構成力と技術力)
色調がよい
まず作品としてきちんと作られていること。デザイン…表紙の色使いや仕上がりがとても美しく、印象に残りました。
ラブリーでシックな印象。本文が完璧だったので、奥付を見るまで改装本だと思ってました。特に章扉のデザインが好みです。本文に時間をかけたので、後は流したとおっしゃってましたが、流してこの出来?の技術力は感服します。
箱のデザインに源氏香文様を取り入れて、導入とし、内側には物語の要素が組み込まれ、上下に分かれる本に効果的にあんこを使っている仕立てが好きです。
あんこの使い方が上下に分かれる物語の装丁に生かされていて素敵です。ケースに源氏香文様があしらわれていて手にした時から物語につながる心配りを感じました。
雰囲気に逃げることなく、きちんと作品を読み込んで作られた装丁に、作品への敬意を抱きながら製本されたことが窺えます。桜の襲も上品です。54帖もある中で上下巻はこの『若菜』だけ。それを選んで、上下併せた時に表裏があんこになる仕立て…素晴らしいと思いました。
制作者のカラーが出ていて、高い技術が感じられる
色が素敵です。あんこ仕立て屋やハコのネコがかわいい!
グラデーションが綺麗
雰囲気も仕上がりもとても美しくてすばらしいと思いました。
箱のピンク、源氏物語でこの色は新鮮です。
箱から出てきた本も、いにしえの着物を想起させますね。
とてもいいと思います!