size:W150mm×D9mm×H210mm 48ページ
<作品の説明>
「源氏物語」というテーマが難しく、以前旅先で買った和紙があったので、それを表紙に使ってみようと和紙に漉き込まれた枯れ枝から、夏から初冬の儚い「夕顔」の話を選びました。背中には柿渋紙を使い市井の中で暮らす夕顔の屋敷をイメージしました。
<エピソード、制作時の事等>
4月から教室に通い始め、今回初めて一冊の本を作る事が出来てホッとしています。
本文のページ割を間違えないように打ち出すのがやっとで、文字のレイアウトや仕上げの雑さなどまだまだ課題が沢山ありますがこれから楽しみながら製本を学んでいけたらと思っています。
<自己紹介>
趣味で植物画を描いているのでいつか花の本を作ってみたいと思っています。
銀色の枯れ枝が品があって、とても素敵です。
柿渋紙が全体を引き締めてくれていて、銀色の枯れ枝とも絶妙なコンビネーションを醸し出していると思います。
古さと新しさが調和した感じです。
梳き込まれた枝の迫力に圧倒されます。夕顔の家をイメージという説明を読んで、なるほどー!と感心しました。この和紙と柿渋紙しかないと思うくらいです。本文も上手にできてると思いました。
シンプルですが涼しげでステキ
漉き込まれた枝を折り返しのところで丁寧に切られているところにご苦労が伺えました。
レイアウト、色のトーン、とてもすてきにまとまっていると思います