size:W52mm×D9mm×H95mm 8ページ
<作品の説明>
娘の妨げにならぬよう控えめに暮らしている明石の君と、母を思う姫君とのやりとり――その一場面を切り取りました。
<エピソード、制作時の事等>
母明石の君へのふみをしたためる姫君が、ずいぶんとしっかりしていることに驚かされました。かわいい気持ちがあらわれた返書を手にして、明石の君はどれほどうれしかったでしょう。などと思わず頬がゆるみました。
<自己紹介>
手製本をつくるとき素材を前にすると、いつでも新鮮な気持ちになれます。
赤い華やかの表紙、折り紙の小鳥と文など、本当に可愛い。手書きの文字と相まって、物語の母娘の愛情が感じられました。
手のひらであたためたいような本でした。鳥がほっこり可愛かったです。
会場中がいい香りでした。