size:142mm×205mm×8mm 16ページ
<作品の説明>「民話」と聞いて思い浮かんだのが、小川未明。青空文庫で検索してみると“赤”のつく作品が多い事に気づきました。”赤”は私の好きな色です。
そこで小川未明の世界を“赤”という色と私の趣味の切り絵を使って表してみようと考えました。
紙は「民話」のイメージから和紙。綴じ方は、自己流和綴じ(?)。七つの話が入っているので、七か所を赤い糸でとめました。
<エピソード、制作時の事等>まず本文のイメージが浮かび、本文から作り出しました。和紙は印刷には不向きなタイプでしたが「民話」イメージに合うものを選びました。
表紙が一番悩み、何回かやり直し。今ももっとなんとか出来たんではないかなあ~と考えてしまいます。
言い訳になりますが、表紙も含め、製本時も時間に追われ、あわてて行ったためズレなどあり、反省。もっときっちり作りたかったです。
<自己紹介>「紙」が好きです。その紙が重なり、綴じられ「本」になる。“製本”は私にとって充実感を得られる技術です。頭の中に思い描いた本を、サッと形にすることのできる技術を身に着けることが私の夢です。
二年間よろしくお願いいたします。
切り絵からのぞく赤が素敵でした。
色、紙の合わせ方がシンプルでありながら細やか。目を引きました。
切り絵が素敵でした。色使いも絵柄も美しいと思いました。
切り絵や製本のアイデアがとても面白い。小川未明の幻想的な世界観が美しく表現されている
切り絵のすかしがキレイ
透かしと赤の位置どりが絶妙で、しっかり計算されたんだろうな、と。
綴じが面白いです。
ただただステキです
和とじの新しい可能性
ページをめくると美しさにハッとさせられました。
シンプル イズ ベスト。
切り絵と色の向き合わせがきれいだった。
赤い切り絵とやわらかい印象のフォントがきれいです。
小川未明の世界観がミニマムに表現されていて良いです。
和紙を切った繊細さ。赤だけなのに赤の入り方が奥ゆかしい。
和の赤が、すてきだったので。
なんて繊細な…♡赤がきれい。
本文紙と切り絵と色と全てが一体となって物語の世界をつくりだしているのが素敵です。
切り絵、ひかえめながら、とても魅力的、効果的、赤の使い方も良い。
切り抜きが素晴らしい。色使いも好きです。表紙がシンプルで目立ちませんでしたが、手に取って中身を拝見し、強烈なインパクトを受けました。
同じ基礎生でシンプルで美しい和本になっていると感じました。
繊細で美しいページが次々とあらわれ、ページを捲るたび幸せな気持ちになりました。
赤がとてもきれいでした。
小川未明の「赤」という取り上げ方。カットワークの美しさ。赤色の美しさ。未明の世界が表されていると思いました。