size:170mm×177mm×30mm 56ページ
<作品の説明>今回はキュリアススキンという発色が良く、活版印刷のインクののりもいい特殊紙を使用したく、紙ありきで題材である民話を選びました。製本は開きが良くなるようコデックス装のようにしながらも、強度を保てるよう寒冷紗をつけ、アクセントとなる布で覆いました。大人の絵本にしたかったのですが、絵がかけないので、紙と色だけをたよりに仕掛けのある本作りを目指しました。
箱に不随しているのは紙を鳥の羽に見立てたものです。
それぞれの色に沿った鳥の学術名と英語表記を印刷しました。
<エピソード、制作時の事等>いつもは本文が真っ白なのですが、今回はさすがにそうもいかないなと、かなり悩みました。紙そのものに全面的に頼ろうとしたため、その魅力をどう引きだそうかと駆使しましたが、なかなか思い通りにいかず中途半端な感じが残念です。
<自己紹介>ゆっくりゆっくりじっくり考えながらノロノロ製本を楽しんでいます。
紙と色だけで印象に残りました。紙を切るのが大変だったろうな。
中を開いた時に小さなサプライズと紙が美しい。
紙の美しさとお話の内容がぴったりでとてもおしゃれな本だと思いました。
全て自作というところとクオリティーに惹かれました。
パラパラするところが綺麗でした。
見た目が良い。中身も短冊の表現等見る人を楽しませてくれました。
紙のテクスチュアと配色がとてもキレイで目を惹かれました。
とにかく美しい
細工が楽しい
色彩がすばらしい。表紙もさることながら、見返し中身まで細部までただただ感激しました。
箱が高級チョコレートの箱みたいで美しい。本も仕掛けがあって面白い。
とにかく美しくてとても好きです。すばらしいです。
シンプルかつ鮮やかな色遣いで、駒形克己さんの作品を彷彿とさせました。紙の質感もよく合っています。ぱらぱらとめくるだけで、本という形のおもしろさ、楽しさを感じられる。箱の底に隠された紙も遊び心があっていいですね。
頁をめくる楽しさがある。色や切り抜き、形状の面白さがあってとても感覚的で気に入りました。
色の美しさ、本文のいろいろな工夫がすばらしいです。
洗練されてる。大人っぽい。
シンプルでおしゃれな外見と中の工夫いっぱいの仕上がりのギャップはすごい。
開いた時に、別世界が広がっていました。
色、デザイン性。
本文の製作が凄い。
鳥の羽に見立てるという発想がいいなぁと思いました。「本」を地味に支える影の立役者でもある「紙」を、主役として前面に出したのって、とってもステキですよね〜!