68 未熟者を笑う未完成の妖編集

size: 226mm×156mm×125mm

<作品の説明>
好きな話を短編集に見立てて、大きな本の形の箱の中にしまう、というアイデアが起点でした。それを、魔術師が研究室に置いてそうないかにもな怪しげで不穏な本を作りたい…??という野望とミックスしてこの形になりました。 残念ながら装飾まで手をかけられず、未完成での提出となっています。
<作品説明やエピソード、制作時の事等>
終わりませんでしたーーーッ???? と電車でガタンゴトンしながらつぶやいていた未熟者がわたしです。この未熟者にはまだ、至高の一冊、というのは過ぎたお仕事だったようです。 魔術師の本、というコンセプトだったからか、気力も体力も時間もゴリゴリ削られ、心象風景的には魔術師の実験というよりモンスターハンターでした。製作中の消耗の度合いならまさしく魔術師の持っているような不穏な本です。ナイスいわく付きとなったお祝いに、完成させたら蝕みの妖編集に改名するつもりでいます。
<作者アンケート>
お気に入りの一冊、というテーマを見て、好きな話を一話ごと本にしたものを大きな本の形の箱に入れようと思って作り始めました。一話ごとに取り出せる短編集にしようと思ったのです。装飾やデザイン的には至高にはまだまだ遠いですが、構造としては何か掴めた気がします。
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