size:145mm×95mm×8mm 128ページ
<作品の説明>松谷みよ子『龍の子太郎』も、ライフワークである民話の採集(採訪)から生まれたとか。語り部の肉声が聞けるうちに、フィールドワークに出ませんか。手持ち筆記に最適なボード仕様はいつもの野帳と同様に、丈夫で水にも強いタイベックRで民話採集野帳を作りました。「フィールドノート」はトモエリバー手帳用紙で軽さと薄さを。「コレクションブック」は片観音で大小24のポケットを綴じ込みました。自然な聞き書きができるペン型ICレコーダーと、軽快なピッグスエードの野帳バッグは展示参考品です。
<エピソード、制作時の事等>かなり久々の、王道(基礎)のくるみ製本。当初1冊にまとめるつもりだったのですが、分冊にしたことで少しリハビリになりました。革もいいけど、紙も糸も楽しいなあ。文学的素養がないので、構想には今までで一番悩みました。自己紹介に書きます。
<自己紹介>自分の苗字に入っているのが誇らしいほど、街で文字を見かけてもときめくほど、「本」は大変に好きですが、テキストやコンテンツ以上に形態や実用面に惹き付けられています。出版で働いていたときも、興味は印刷や装丁でした。まるみず組には革装を学びに来て、普段は革文具を作っています。ゆえに「みんわ」のテーマは本当に難しかったのですが、実用に引き寄せちゃいました。そういえば大学も、文学部ですが日本史学科でした。
民話採集野帳!!!