＜作品の説明＞ロシア民話ジェド・マロースの物語を主体に、その概略と、ロシア政変によって「ジェド・マロース」と雪娘「スネグーラチカ」の意味付け取り扱いの変遷を簡単に考察した豆本を、マトリョーシカ構造に落とし込みました。使った素材は、マトリョーシカ木製素材、アクリル絵の具、雪のスタンプ（自家製）、紙、革、極小雪パーツ。
＜エピソード、制作時の事等＞ロシア民話を題材にするのと同時に、構造と形態をマトリョーシカに模すと決めたので、マトリョーシカの彩色と構造改に非常に時間がかかりました。ロシア語で書かれた物語をフォトショで取り込んで、豆本サイズに一行ずつ組み直すというとても非効率な制作方法を、ソビエトに倣ったわけでもないのですがしたので、これで更に時間を取られました。
＜自己紹介＞1/4スケールのドール用の図書館を作る目的の為に製本を学び始めて現在に至ります。ギミックを入れるカラクリ豆本が好きなので、今回もそのように。
からくり本のマトリョーシカがかわいいです。
雪娘スネグーラチカをイメェジして彩色しました❄見てくださって嬉しいです❄
かわいかった。
見てくださってありがとうございました❄
マトリョーシカにおさめるということ。色使いや世界観がとてもすてきです。労力も考えると、ただ美しいだけではないところにもひかれました。かざっていても読んでも楽しそう。
物語の中に物語を内包する多重構造が好きなので、リアルでもそれを。お目に留めていただけて嬉しく思います。
ここまで丁寧に作り直してスゴイ！
本来は蓋を外して楽しむマトリョを縦割りにする事から始めましたので❄見ていただけて嬉しいです❄
変形本の大変さが忍ばれます。
マトリョの形に頁を化粧断ちする事が、物理的に一番難しかったです❄見ていただけて感謝です❄