size:150mm×110mm×25mm 206ページ
<作品の説明>
【素材】
[本体]
本文:上質紙
見返し:マーメイド
表紙:レザック、ボール紙、杉皮、コルク粘土、たこ糸、ペーパーヤーン、ボタン
[収納袋]ペーパーヤーン、ボタン、木の枝
人里離れた山に生きる孤高の存在「山男」ですが、稀に山から降りて人間と交流し、土木作業等を手伝ってくれる優しい山男もいた…というエピソードも存在します。
そんな山男にこの本をプレゼントするなら、どんな仕様にするか?がテーマです。
<エピソード、制作時の事等>
山男の識字能力・言語能力については個体差があるようですが、たとえ文字が読めなくても「この本にはあなたのことが書かれている」「他の人間とコミュニケーションを取るきっかけにこれを使ってほしい」という思いが伝わるように、山男が見慣れているであろう自然の素材を使って制作しました。
また、山男は固定の住居を持っていない可能性も踏まえて、移動時の持ち運びが容易にできるように、収納袋もあわせて制作しています。
<自己紹介>
変な本を作るのが好きです。
木とコルク粘土を使った表紙はユニークでインパクトありますね!「山の人生」の内容は知らないのですが、少なくともタイトルとはピッタリ合っていて面白いデザインだと思いました。
ごめんなさい、設定の意味がさっぱりわかりません。文字が読めないかもしれない相手に日本語の本を渡すなんて、コミュニケーションする意図があるとは思えない。そういうときはまずは絵でしょう。非定住民が必要最低限のものしか持ち歩かないことを考えると、すぐには十全に理解できないものをいつまで持っていてくれるのか……。配慮と押し付けがましさは紙一重だと思いました。
もっとも、設定を抜きにして見ればおもしろい作品です。題材と素材が合っているし、素材の活かし方も上手い。
だから設定はぜひとももっときっちりしっかり作り込んでください(さもなくば胸の内に留めておいてください)。
webで見ていても存在感がスゴかった。
まさに「山の人生」という装丁で感動しました!
私もこんな本が作ってみたいです。
一見ワイルドで荒削りなイメージなのに、実は仔細にこだわりがあるところが素敵です。
見ためのインパクトだけでなく、何故その素材、つくりなのかという理由=物語があって良いですね。大量生産の本ではなく、目的のはっきりした本づくりこそ、手製本の意味だと思いますので。
杉皮、凄く良いですね。背も丸みが温かみがあって素敵です。
手に取って質感を確かめられないのが残念です。
インテリアとして。
木の表紙や自ら編んだ袋も素敵です。
見た目のインパクト、本のタイトルを意識しており、あたたかみを感じました。
木の素材を使ったありそうでない作品が気に入りました。
森のイメージ。涼しさを感じる。
杉皮、使ってみたい素材です。
杉皮を使った表紙はどう作ったのか聞きたい。
アイデアがすばらしい。
どうやって木の皮を安定させたのでしょうか?