size:100mm×130mm×15mm 60ページ
<作品の説明>
柳田國男が蝸牛を表わす方言から「方言周圏論」を初めて提唱した著書『蝸牛考』から、日本各地で色々な方言で呼ばれるかたつむりの様をイメージして作りました。
メモ帳として、オブジェとして楽しんで使ってもらえるように、パラパラメモノートを立てられる形にして、花・葉・波模様の三冊セットにしました。
使った素材:ボール紙、和紙(もみ紙、透かし和紙、QA用和紙)、麻紐、かがり糸、ビーズ、まち針
<エピソード、制作時の事等>
かたつむりのカタチを本にするために色々な形で試しましたが、表紙を丸型、中身は長方形、体は取っ手のように挟み込んで、大和綴じのように組んだところ、なんとか歩くかたつむりのカタチになりました。
また、かたつむりの呼び方、変化の様子を何とか表現したかったので、主なかたつむりの方言で本文の囲み枠を作り、その上をカタツムリが動くようなイメージでパラパラ漫画風にイラストを描きました。
<自己紹介>
たくさんの人たちに見て、触って、楽しんで使ってもらえるような、
かわいらしく、少し面白い製本作品を作っていきたいです。
そのためには、まだまだ勉強することがたくさんですので、これからも頑張ります!
なんとかわいい(^^)うずまきが刺繍になっているところも、ビーズをあしらって和綴じになっているところも素敵です。
かわいい。いろいろなパターンがあるのも嬉しい。この感じだと、バリエーションは無限大? 玄関先や受付、窓辺に、その場にあった色や模様を選んで並べておきたい。もっとも、使うのがもったいないので、このメモ帳にメモをするのはよほど困ったときだけになりそうですが(笑)。
「蝸牛考」からこの形に飛躍させた発想力が素晴らしいです。
見た目もかわいいのにしっかりと本になっていることに驚きです!和綴じも素敵です。メモ帳として会社のデスクにおいておけば仕事がはかどりそうですね。
発想、ししゅうもすてき
可愛いです!!カラの模様も立って皆で並んでいるところも、表紙が開いて蝶のように見えるところも、見返しの柄も色も、カタツムリの本体の質感も、何もかも可愛かったです。家にいてくれたら日常が変わりそうな可愛さでした。
かわいいのにちゃんと本として成立しているのが良いです。
たくさん並べたくなるかわいらしさ。開きやすく使い易そうなことも魅力的でした。
這うかたつむりに驚いた。
見た目の可愛らしさと、渦をきれいに縫っており、印象が良かった。
かたつむりの形がかわいい。糸で模様、ビーズの飾り付け、工夫されている。
表紙を開くとチョウが羽を広げているようにも見え、刺繍も丁寧でキレイです。