73 タピオカノート

size:210mm×150mm×20mm 24ページ

<作品の説明>
色画用紙 コピー用紙 樹脂粘土 びわの葉 ヘンプ
柳田國男が朝食に食べたというタピオカを、乾いても弾力のある樹脂粘土でイメージしました。
また、『遠野物語』の山女が着物の裾を木の葉で綴るという記述から、葉っぱを使いたいと思い、長さのあるびわの葉を帯にしてみました。

<エピソード、制作時の事等>
タピオカを表現するのに、布や和紙も考えましたが、ぷにぷに感のある粘土にしました。
葉っぱは折れてしまうので、本をカバーするときに使うフィルムで包みました。
素材のことをもっと勉強したいです。
用紙が逆目になってしまいましたし、紙を寸法通りに切る、折る、隅の方までのりづけをするなどもっと基本的なことをきちんとできるようになりたいです。

<自己紹介>
本の修理をするうちに、製本に興味を持ちました。
コロナの影響で東京方面に行くことができなくなり、1度しか参加できていません。
これからどうしたらいいのか途方に暮れています。

 

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2 コメント

  1. そらまめ書林

    葉っぱを支持体にするというのは独創的ですね。タピオカが種のようにも見えるのでビジュアル的にはバランスがとれていて黄色と茶色のコントラストもきれいだと思います。

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  2. ひだい

    タピオカに力点を置くならタピオカだけに注力した方がよかった。逆に『遠野物語』を主眼にするなら、そちらからイメージを膨らませるべきだっただろう。思いつきを盛り込むのに手一杯という印象。まとまりを欠いている。
    樹脂粘土の感触はたしかにおもしろいが、表紙にこんな立体物を乗せたら使いにくいし、収納にも困りそう。
    受講するうちに、技術を身につけるだけでなく、本についてもっと考えを深めてもらえたらと思います。

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