size:355mm×280mm×12mm10400ページ
<作品の説明>
〈素材〉表紙:クラフトペーパー70K/本書:書籍用印刷紙/台紙:マシュマロ135K/寒冷妙/見返し:里紙オフホワイト70K
代表作『遠野物語』は、絵本や漫画のモチーフとなったり、装丁も含め数多く刊行されていますが、自費出版200部からのスタートでした。
番号を付け謝意を込め名入で手渡したそうです。
時代を超え日焼けしたり摩耗し、本がそれぞれの顔を見せていく様を表紙ヤケの異なる3種で表現しました。
<エピソード、制作時の事等>
アイディアはぱっと浮かんだものの、間に合わないかと何度か心折れました。
1冊ずつ綴っていく作業になった頃は気が遠のく思いでした。コロナ禍で開催延期となったときにも、幸いと思えたのはこのことでした。
途中、台紙を糊解き水で濡らしてしまったり腕を痛めたりしながら、参加できたことがうれしかったです。
完成してあと少し時間があったら直したいとうずうずするのも、いつものことでうれしく思う約半年でした。
<自己紹介>
ネット通販(http://www.higurasibooks.com)と合わせ、「みちくさ市」という池袋近く雑司が谷でおこなわれるイベントで新刊本と古本を販売しています。(2020年中は開催中止が決定)
手に取ることで、本の「なかみ」の大切さを感じてもらうにはどうしたらいいか、日々考えながら製本・印刷の勉強をしています。
コメントありがとうございます。小さな本も普通の装丁の本とまったく変わりはなく、それだけでもとても驚きでした。
展示できただけでも感謝ですが、コメントありがとうございました。
作りきったことにまずは拍手。思いついてもなかなか手をつけられないし、1、2冊作ったところで諦めるでしょう、ふつうなら。その熱意というか執念というかに押されてしまい、一冊一冊をきちんと見るのを忘れてしまいました。申し訳ありません。
本がすごいので仕方がないかなとは思うものの、でもどうせならもっとしっかりした箱だったらよかったです。とにかく収めたという感じで、危なっかしい気がしました。
この解像度(?)では、目鼻立ちがまだあまりはっきりしませんが、それは心の目で補正しておきますね(笑)。
コメントありがとうございます。なんとか何度か小さい諦めの決断をしつつ、展示までにはなったというだけで、足りないものだらけ、反省ばかりです。心の目の補正、ありがたいです。(笑)
爪の先くらいの大きさの豆本なんですね。
一冊作るのも大変なんじゃないかと思いました。
それがこんなにたくさん。
そして、全体で一枚の絵にもなってる。
これを作り上げる気持ちの強さに感動しました。
コメントありがとうございました。常に何度もあきらめようと思いつつ、なんとか展示にこぎつきました。
アイデアを思いついて、実際にやりきったのがすごい。
コメントありがとうございました。見ていただいたばかりか、コメントいただき感謝でいっぱいです。
小さい豆本でドット絵をつくる発想がすごい。
コメントありがとうございます。豆本を今まで作ったことがなかったのですが、製本の世界の奥深さを痛感しました。
発想勝ち。豆本の中に文字なり写真なりが貼り込まれているとキタイしてしまいました。残念。
コメントありがとうございます。本は「なかみ」があってこそと思っていたのですが、最初に諦めたことが「なかみ」を入れることでした。できれば初版本を入手しフォントやすべてをそのまま豆本にしたかったなあと思っていました。
ミニ本より更に小さな本で色を変えながら、テーマである柳田國男氏の顔を完成させる気の遠くなる作業に挑戦されたことがすばらしい。
ありがとうございます。気が遠くなりながらも展示できてよかったです。
その根気もさることながら、豆本で絵を描くというアイデアが斬新で思いもよらなかった。
同じ『遠野物語』の本でしたが、それぞれの方が所有しているヤケ、経過年の状況を見ていたら、ふと思いつきました。コメントありがとうございます。
10,400頁に驚いた。
コメントありがとうございます。総ページ数を計算するとそうなることに、自分でもひいてしまいました。
豆本がすごい。集中力と根気に圧倒された。
何度も別の作品を作り直そうかと考えて作っていました。でも作ってみたら今一度同じものでもっとちゃんと作れたらと思っていました。コメントありがとうございます。
すごい の一言でした。
ありがとうございます。わーっと思っていただいただけでうれしいです。
これだけ小さな本を手作業で作るのは、大変な作業だと思います。個人的に気になり選ばせていただきました。
根気に脱帽。