size:150mm×100mm×8mm 48ページ
<作品の説明>
小川未明著「金色のボタン」(青空文庫より)
折丁は3つ、綿テープの支持体を2つ付けました。
表紙 グレー厚紙2㎜に、echinoの生地をクラフト紙で裏打ちしたもので作成
見返し OKミューズコットン 90kg こんぺき
本文 アラベール 90kg ナチュラル
<エピソード、制作時の事等>
金ボタンに見えるといいなと思いつつ、背に金色の丸が来るように配置しました。
仕上がったと思ったら、本文と表紙天地が逆であることに気付きやり直し。
その後も寒冷紗を付け忘れなど発生。
糊付けや切出し作業もだが、手順の確認も慎重に慎重を重ねる事が必要だと痛感しました。
オリジナリティやクオリティはまだまだですが、本の形になって良かったです。
<自己紹介>
書物の修理修復に興味を持ち、ある機関にて勉強を始めるが遠方ということもあり、今は休眠中。
その後ルリユールの初歩をかじるが、講師に一通りのことができるようになるには10年かかるわよと言われひるみ、次のステップを諦める。
でもやはり何か手仕事がしたくて、まるみず組の門をくぐる。
こちらは他の教室にはないカリキュラムが沢山のあるので、とても楽しみにしています。
豆本も大好きです。
「金色のボタンに見えたらいいな」と配置を気に掛けるくらいなら、
本物のボタンをつけた方が確実で手っ取り早いのでは。
まだ基本通りに作るだけで精一杯かもしれないし、
もちろんそこが大前提ではあるけれど、
オリジナリティはそういうちょっとしたところでも出せるはず。
まずはとにかく手を動かしてみてください。