size:80mm×85mm×80mm 16ページ

<作品の説明>
テーマが金なので、金木犀の葉を加工して作りました。
厚みのある蝶の方は、金木犀の葉で出来ています。
天然素材のみで出来ているので、時間と共に変色していくと思います。

<エピソード、制作時の事等>
糸で綴じる時に苦戦ししました。
最初に考えていた綴じ方では分厚くなりすぎたり、蝶の羽が折れて心も折れました。
蝶が羽を閉じるように、糸で綴じるつもりが…立体になりました。
最終的に何とか形になり、安堵しています。

<自己紹介>
もち米です。
基礎科の時の宿題では、失敗作を大量生産していました…が、これからも失敗を恐れず、チャレンジャーマインドで面白い本を制作していきたいです。


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10 コメント

  1. ひだい

    「蝶帖」のネーミングにくすりとさせられる。
    おもしろい素材のおもしろい作品。
    もっとも「蝶」と入っているから蝶々に見えるものの、
    単体だったらちょっと考えてしまったかも。
    最初は閉じていて、
    開いて初めて葉脈が見えるという作りだったら、
    また違った感想になっていたと思う。

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    • もち米ファンタジア

      コメントありがとうございました。
      ぱっと見、ちょっとモスラっぽい雰囲気があるように思っています。
      オブジェの様な展示になってしまったので、
      本としての一面【閉じる→開く】がスムーズに出来るよう、
      新たな蝶(脱モスラ)に挑戦したいと思います。

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  2. しのさこ

    第一印象、「これ、本なんですか?!」とビックリしながら繊細な見た目に惚れ惚れしました。そんな意表を突いてきてくれる作品、大好きです!
    「時間と共に変色していく」のが、また深い味わいになりそうですね。この作品が商品だったら、「この子と生きた時間が金色です」って、言えそうです。大事に本棚に飾っておきたいような、繊細なので守ってあげたいような。
    そんな不思議な魅力がすてきです。

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    • もち米ファンタジア

      この蝶を本とみなすかどうかを含め、見てくださる方に、見方や捉え方を委ねる部分が大きいと思っています。
      そんな中、しのさこ様のコメントを読んで、この蝶は幸せものだと痛感しております。作り手としても励まされるコメントをありがとうございました。
      色々と粗い部分もあるので、今後は精度の高いものをつくれるように頑張ります。

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  3. miyamame

    閉じることはできるのでしょうか。
    金木犀の葉で蝶を形作る必然が、本書にあったのですね、きっと。
    「面白い本」とあるので、綴じられた内容が気になります。

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    • もち米ファンタジア

      コメントありがとうございます。
      立体として展示しておりましたが、羽を閉じることは可能でございます。
      今回のテーマが「金」であること「糸で綴じている」という条件の下、自由に条件を解釈し、制作いたしました。
      綴じている内容についてですが、羽の模様が葉脈となっております。

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  4. けいこ

    可憐で素敵な作品。実物を見たかったです。というかアート作品として販売して欲しい。葉の加工方法から綴じ方までの制作工程をぜひ教えて欲しいと思いました。

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    • もち米ファンタジア

      けいこ様

      葉の加工法についてですが、
      1.金木犀の葉っぱを排水用パイプ洗浄剤につけておくと色が脱色して白くなります。(脱色まで数日かかります)
      2.葉っぱにアイロンがけをして伸ばします。
      3.葉の両面に膠を塗って強度をつけます。
      4.蝶の型紙を作って、葉っぱを蝶の形に切り出します。葉っぱ4枚で蝶1つ出来ます。

      今回の蝶は脆さと粗さもあるので、それを改善して手に取って見てもらえる蝶を新たに制作するつもりでいます。
      蝶の加工法に興味を持っていただけて嬉しいです。
      コメントありがとうございました。

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  5. 会場コメント

    もろそうな葉で、形に出来たことが凄いと思いました。

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    • もち米ファンタジア

      もろいので、何枚もの葉っぱが土にかえりました。
      コメントありがとうございました。

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