72 古くて新しい大阪弁

size:195mm×138mm×20mm 276ページ

<作品の説明>
大阪弁をこれほどまでに詳しく研究したものはないのでは。京言葉に端を発し、商業の中心だった大阪に各地から人が出入りして、日本中の方言の影響を受けて大阪弁ができた。内容はとても面白く関西に住んでいた者にはへーぇ、そうだったのか、など日本語の面白さが味わえる。
しかし、並製を本とじに、角背を丸背に仕立て直すのは大変でした。基礎でやったことの応用、試行錯誤をしつつ、途中、さまざまなアクシデントに見舞われ、計画通りに進まず困難を極めました。失敗は次回からの成功と自分を慰め、時間ギリギリでなんとか提出。
多々反省できたことがこれからのための収穫だったかもしれません。
もっと作例を増やさないと、宿題をやらなくてはと思った次第です。

<エピソード、制作時の事等>
初版本を改装しようとしたのですが、背表紙は割れ、紙焼け、しみ、作業途中でページがボロボロ、ハラハラ崩れ中断。思い直して、新しく選書に収められたものを改装。これまた並製を上製にと大変でした。

<自己紹介>
歳のせいか、古いものを新しくする。修復することにとても興味があります。


スキル

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コメント1件

  1. そらまめ書林

    ネイティブ関西人としては、内容にも興味津々ですが、装丁も表紙の柄が、これは東京でも京都でも神戸でもなく大阪やわ、という感じでタイトルに馴染んている気がしました。色などは全然違うけれど、なぜか道頓堀のくいだおれ太郎を思い出させるような賑やかで楽しい柄ですね。

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