87 改装本『外国語になった日本語の事典』

size:192mm×135mm×22mm 273ページ

<作品の説明>
外国の辞書に掲載されている日本語50を集めて、それぞれの言葉や歴史などを解説した書籍です。丸背の糸かがりの本を、角背に改装しました。以前作ったペーストペーパーの色に合わせて、表紙も紫。かわいい感じにしたく手元にあったポストカードを表紙に使いました。

主な素材:製本クロス、自作ペーストペーパー(見返し)、ポストカード(表紙)

<エピソード、制作時の事等>
テーマの発表後すぐに『日本語』に関する書籍を入手、それから半年。
時々搬入締め切りはいつだったかと思いながら、月日は過ぎ、まるみず先生から「もうすぐ搬入でですよ」のメールで制作開始。
改装本をつくる度、背が厚くなりバランスが悪い。今回は何種類かかなり細い糸を使ってかがりに挑戦。でも途中で切れてしまうなど強度の問題もあり断念。

<自己紹介>
二年近くレッスンに行っていないため、製本初心者に逆戻り。一年に一度のコンクールのための制作は、製本の楽しさを思い出させてくれるものです。手を動かしていると自然に形が出来上がっていくから不思議です。


スキル

投稿日

2 コメント

  1. ひだい

    ペーストペーパーがきれい。表紙クロスの色とも合っている。ポストカードも、たしかにかわいい感じにひと役買っている。とは言え、本文はわりとまじめな内容のようだったので、かわい過ぎるという感じもなくはない。丸背の本を、改装にあたってあえて角背にしたのはなぜなのでしょうか?

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  2. そらまめ書林

    見返しのペーストペーパーきれいですね。表紙の色ともよく合っていると思いました。

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