size:122mm×120mm×48mm 33ページ
<作品の説明>
赤い糸を結ぶことのできるお守りセット。赤い花―椿、ヒナゲシ、チューリップ―の描かれた丸い冊子型のお守りと、「縁結び守」と描かれた白色のお守りが入っています。赤色のほうには自分の名前や願いごとを書き込み、白色のほうにはご縁を結びたい相手の名前などを書き、2つをリボンで結べば、円(縁)となり、赤い糸がつながって願いが成就するというお守りです。縁起のよい梅結びの水引をつけた夫婦箱に入れました。縁切り守も入っていますよ。
【材料】
縁結び守/表紙:伊勢和紙、紅花入り小川和紙 本文:雲龍紙、阿波和紙、因州和紙、楮紙 かがり糸:レースヤーン#20 3mmリボン
夫婦箱/表紙:裏打ち布 題せん:透かし和紙(裏打ち)、水引・梅結び 内張り:透かし和紙(赤い紙で裏打ち)
出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」
<エピソード、制作時の事等>
「赤い糸を結ぶ本」を思いつき、最初は2冊を結び合わせるとハート形になることを考えましたが、紙をうまく切ることができず、丸型にしました。「円」と「縁」でよかったかと。ただ、本文の紙が厚くなり、2つの冊子を結び合わせにくく、紙選びの難しさを感じました。印刷ではなく、本文に紙を貼ったときのかたさ、厚み、折丁の数なども考慮が必要でした。赤い夫婦箱はおめでたい感じでかわいくできたと思います。
<自己紹介>
文筆家。本を1冊まるごと自分でつくりたいという思いから、製本、DTPを学ぶために入門しました。今回、絵はフリー素材を使いましたが、いずれは絵も文章もデザインも製本もすべて自分で手がける本を作るのが夢です。
https://twitter.com/momor_ie0615/
かわいいし、アイデアもすてきです。
アイディアがおもしろい、かわいいです。
結ぶと円になるというアイデアが面白いのと、箱の作りもかわいい。
お守りを本にするアイデアがおもしろかったです。