size:190mm×135mm×15mm 12ページ
<作品の説明>
赤を連想させる秋の夕日、春の花、燃える恋、などの詞を仮名文字で書いた作品集です。
表紙、裏表紙の赤がアクセントで、杜甫の絶句の「山は青くして花は燃えんと欲す。」を書いています。折帖形式で料紙や和紙、トレーシングペーパーを使い、読むだけでなく、立てて飾って鑑賞することのできる本です。
<エピソード、制作時の事等>
作品集にするなら、飾って鑑賞できるよう折帖形式にしようと考えました。しかし、普通の折帖では面白みがないので、間に歌詞を書いたトレーシングペーパーを挟んで縫い付けました。作品の表情が変わって面白いです。
沢山の仮名作品を書いたのでぜひ、じっくり鑑賞してみてください。
<自己紹介>
私は大学で書道を学んでいます。書道に触れるうちに、和綴じや製本に興味を持ちました。
製本コンクールを見つけた時、本を作りたい!という衝動と仮名文字をもっと皆さんに知ってもらいたい!という思いが芽生え、参加することを決めました。製本は初心者ですが、これからもっと面白いもの作れるよう頑張ります!
https://instagram.com/book_makes?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==
いろいろな種類の紙の重なりがきれいです。古書の「寿多袋」みたいな雰囲気があり、ワクワク心がくすぐられました。
モダンな手鑑。かなの臨書して真似したくなる造形がステキ。
題材が興味深い。きちんと製本技術を身につけるとすばらしい作品ができそう。
開いて立てた時の紙の配色と動き、文字の重なりがきれいです。仮名文字と製本の技術を組み合わせていて素敵だと思いました。