size:257mm×186mm×9mm 80ページ
<作品の説明>
本文用紙:ジャポニカ学習帳(国語、絵日記)
見返し用紙:家にあったもの
表紙用芯材:ボール紙2mm厚
表紙用裏打ち布、クラフト紙、裏打ち寒冷紗、かがり糸(麻糸ラミー16/1)
ジャポニカ学習帳の表紙を外し、ハードカバーのノートにしました。
<エピソード、制作時の事等>
自閉症の長女が描いたノートを使い、製本コンクールに参加できればと考えていたところ、今年のテーマが「赤」と知り、そのまま作品として使うことにしました。何故なら、長女の名前が「朱理(あかり)!」だからです。
29年間育ててきた私でも理解できない部分のある自閉症の世界を、ノートを通して少しでも触れて、感じていただければと思い、作品にしました。
<自己紹介>
2回目の参加です。普段はヨンネ様の「はじめて手でつくる本」を見ながらぽつりぽつりと家で製作しています。
先日スクリューポンチを購入してしまったので、和綴じの本にチャレンジしてみたいです。
これぞ、手製本の醍醐味ですね。この世に一冊(二冊だけど)の宝物。丁寧にきれいに作られているし、見返し全面にも絵が使われているところがデザイン的にもセンスがいいなと思いました。
娘さんの描く世界を好きな星柄で表紙を包み、緑と茶色の見返し紙がアクセントになっていて、合作の楽しさがあるなと思いました。
一般の方で、本などを見て制作されたと聞きましたが、きっちりした正確な作りをされていました。娘さんの絵を本を素敵な本にして、大きくなったら娘さんの宝物ですね。
2冊とも心温まる作品で結婚する時、子供に持たせたいと思いました。
とても参考になります。子供のものを捨てられないお母さんたちの参考になると思います。
あかりちゃんの作品が本となり、芸術になったように感じました。
自閉症の娘さんのノート、とてもステキに製本されていると思いました