size:210mm×210mm×9mm 44ページ
<作品の説明>
抜き穴から次のページが見えるしかけ絵本にヒントを得て、色味やテクスチャーの違う20枚の赤い紙がバラの花びらになるような本を作ってみました。綴じ糸には40番のレース糸を使いました。
<エピソード、制作時の事等>
薔薇に見えるように構成するのに苦労しました(え?見えない?)。トレーシングペーパーに鉛筆で薔薇をスケッチしていると夫に「万太郎みたい。石版印刷するの?」と言われました(朝ドラ見てる人にしかわからん(^^;))色の順番もやってみないとわからないところもあり、後から他の紙に差替えたものもあります。後のページになるほど余白部分が増えるので、文字を入れることも考え、試作品でいろいろ試してみましたが、本番で作ったもののページをめくっていくと色とテクスチャーの変化が面白く、シンプルに造形だけを見せる本にすることにしました。かがりは麻の葉綴じですが、ピッチを細かくして和風っぽくならないようにしました。
<自己紹介>
製本歴を年数でカウントすると毎年どんどん長くなりますが、実際に製本をやっている時間だけをギュッとまとめると初心者となんぼも変わらんかも?と思う今日この頃。今年もマイペースでぼちぼちやります。
https://twitter.com/ine0214
美しいの一言です。計算されたデザインでどう見せるか、どう見せたいかがよく伝わってきました。
紙の可能性を感じさせてくれたから、でしょうか。
ひと目見た瞬間に、駒形克己さんの本を思い出しました。
一度完成品を見てしまえば、
もうこの形、この順番しかないと思ってしまうのですが、
作っている最中はさぞや迷い、悩まれたことでしょう。
文字を入れなかったのは英断。
表紙も綴じ糸も目立たせず、ひたすらバラを引き立てた構成が潔くてうつくしいです。
シンプルで美しく、発酵がとてもおもしろかったです。
バラの花びらの切り抜きの重ねが印書的です。言葉がなくても、本!が成り立ってますね。
ばらがだんだん小さくなってきてきえちゃうところです。
グラデーションぽくてとてもきれいだった。
一枚一枚違うバラのテクスチャーがとても綺麗です。
とっても美しい姿の本です。
平面と立体をうまく組み合わせていて、色んな可能性がある本だなと思いました。
単純に美しいと思いました。
手製本だからこそ出来る表現をされていて、シンプルながらキレイにまとまっている。
デザインの良さ
美しい‼︎ 赤い紙の色。質感のちがいでバラを演出するなんて!
加工の出来映えに驚きでした!
バラのくりぬきが美しい。本のたたずまいも美しい。パッと目を引く。
一目見て美しいと感じました。本当に美しい。
デザインセンスのすばらしさ。
バラが、手で切ったとは思えない位きれい。色のグラデーションもすてき。又とじ方もすごくきれい。このまま絵本になってもよい美しさです。
ステキです 芸術的!
紙が重なってバラができてるのがよかったです
ヌキとあか色の重なり造形が麗しい
美しい‼︎
1枚1枚違う紙を手切りで切っている細かさと、和綴じもキッチリしていて美しい。
各頁の色の選択、重ねてバラの花となる丁寧なつくり
バラが立体的になっているところ
配色がきれい
アイデアをきちんときれいに本にしている完成度がすばらしいです。こんなにいろんな赤い紙あるんですね。
まったく違う紙を美しく見せる技術がすごいです。表紙が美しいです。
ページを切り抜いて重ねた表紙にバラが作られているのがユニークかつ美しい。
白に赤バラがドンと目立つことと、ページをめくることにバラが変化していくところ。
美しいです。
紙の美しさに見入りました。
色の重ね方とキレイな作品です。
赤のグラデーションが美しかったです。
抜き加工をかさねて、バラの花を表現したのは綺麗で良かったです。
バラ好きにはたまらない作品です!
美しいおどろき!!