size:238mm×184mm×62mm 416ページ
<作品の説明>
少し前に購入して、とても気に入って毎日読んでいたのですが、厚さ3cm、重さ900gくらいあるため、腕が疲れてしまうのです。ちょうどコンクール作品をどうしようかなと考えていたので、この本を4つに分冊して、自分が読みやすいように改装することにしました。本文はテーマの赤に関連がないのですが、表紙を赤にしました。ドイツ装(背芯なし革装)、簡易箱入り。製本クロス、山羊革、フレンチリネン#150、トナー箔
<エピソード、制作時の事等>
実は、途中まで、もっと凝った表紙にするつもりで作業していたのですが、「軽く読みやすくしたい」というところからスタートしたので、なんだか違うなと思い、急遽デザイン変更して戻って作り直しました。シンプルな分、丁寧に作るよう心掛けました。4冊になったので、まとめて箱に入れた方が良いかなと思いましたが、ゴージャスな箱はやはり違う気もして、“まとめるため”の機能性のみとしました。
<自己紹介>
2013年のクリスマスに、冬期集中レッスンを受けたのが、私の手製本ライフのはじまりでした。手製本を始めて10年目です!取りつかれたように毎日作業という狂気の時期は過ぎましたが、マイペースで制作を続けています。ここ数年は絵も描いていて、創作活動は私の人生そのものです。ヴォーグ学園「楽しい手製本」講師。毎年書いている「ほのかに色気が感じられるようなものが作れれば…というのも目標」も、継続中。
https://twitter.com/ikam_m
https://www.instagram.com/maki_miyagawa/
装丁の色の感じが好き。
分厚い本から分冊して全て同じように丸背にする技術が素晴らしいです。箱に入れた姿とシンプルな装幀が美しい。
私自身旅の作品に惹かれててるからかもしれません。
分冊にしたところが手作りの良さを感じました。シンプルで楽しい作品でした。
本の分割に興味をひかれた
4冊を同じ型で作る難しさをクリアしてすごい