size:218mm×160mm×28mm 272ページ
<作品の説明>
シェークスピアの代表作10話を収めた作品集。見開き左頁の上部に各話にちなんだ挿絵が入っているのが偕成社らしい。
<エピソード、制作時の事等>
明星大学の貴重書コレクションを見学した時、シェークスピアのファーストフォリが赤く美しい本だったと印象に残っている。今まで見た本の中で一番高価な本だと思う。どの本を使うか迷っている時、鎌倉の近代美術館へ美しい手製本展を見に行った。そのころ『ビブリア古書堂の事件手帖』を読んでいたのもシェークスピアに因んでいるなと感じてこの本を選んだ。花布はシンプルな一段2色、細い綿棒を芯に使っている。タイトルのはめ込みが難しかった。硬い革だったのでくるみ作業が大変だった。天金がスタンプインクのゴールドを使ったら思った以上に経年感が出てしまった。
<自己紹介>
豆本を作り、普通サイズの本を作り、パッぜカルトンに進み、マルミズの講師を勤めるかたわら専属リポーターもこなす。さらに春からDTP講座に学び、毎月頭から煙を出している。満足できる作品には至らないけど、本を作るのは楽しい。自宅で作品を作っている時すぐに必要な道具が出てこないのが悩みの種。
https://twitter.com/kina_ze
https://www.instagram.com/kina_ze
思わず手に取って中を読みたくなる感じ…素敵です✨
シェークスピアの10作品、何が選ばれているのかしら?初期作品は赤い装丁だったということ?見返し?のプリントも好みです。