013 山茶花と白埴

size:153mm×104mm×10mm 96ページ

<作品の説明>
長塚節歌集 「山茶花と白埴」
表紙:ボール紙0.73mm/裏打ち布/ロール箔(銀)/見返し:里紙(つゆ草色)/本書:淡クリームキンマリ90㎏
長塚節はアララギ派の歌人です。同郷、上京時の仮住まいが文京区目白台ということで、以前から親しみのある作家でした。彼には結婚まで考えた女性がいました。面影を歌ったものが数首あり、彼女に見立てた「山茶花」と、節を思わせる「白埴」という題をつけ歌選集を作りました。

<エピソード、制作時の事等>
今回は表紙をステンシルから、ホットペンでロール箔に。ペン使い方に慣れるのに時間がかかりました。試作のほうがよくできてしまったり、字組でも提出日見返したら誤植発見したり。あまりの不器用さに力が抜けることが何度かありました。シンプルな分、基本的な技術が試される作品のため、拙いところが露わになってしまっていますが、今回の悔しい部分を自己課題にしてクリアしていきたいです。

<自己紹介>
ネット通販(http://www.higurasibooks.com)や「みちくさ市」という池袋近く雑司が谷でおこなわれるイベントで書籍販売をしています。紙の本である「うつわ」から読む「なかみ」の大切さを日々考えながら製本・印刷の勉強をしています。

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