014 夜空を見上げて

size:149mm×107mm×11mm 92ページ

<作品の説明>
万葉集の時代から近代まで、月や星について詠まれた短歌68首を集めました。短歌の余韻に自由に浸れるような直訳を付記しました。表紙は青い星、タイトルは青い満月をイメージし、スリップケースの窓は、月の形です。
本文:淡クリームキンマリ 4/6 72.5kg
見返し:タスクレエに天の川の写真を印刷
表紙クロス:シーチングのテキスタイルを裏打ち
表紙:2mmボール
スリップケース:1mmボール

<エピソード、制作時の事等>
テーマ短歌、で本文について悩み、いろんな和歌集を斜め読みしました。短歌には、いろんな時代のいろんな人の想いが詰まっているのを改めて感じ、テーマを月と星に絞り、好きな歌をセレクトし、本にしました。デザインは、夜空に合わせて暗い色で考えていましたが、手にとって、ぱらっとめくり、短歌を見てほっこりできる本がいいなと思い、白地に青をベースにしました。スリップケースの窓の内側処理で少し苦労しました。

<自己紹介>
月一基礎コースを今年9月に卒業予定です。去年初めて参加したコンクールでは、一つ一つの作業にドキドキしながら制作していました。今年もやはり緊張しましたが、去年より少し力みが減り、少しだけ楽しめるようになったかなと思います。まるみず組での縁を大切に、これからも製本を楽しんでいければと思っています。


スキル

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2 コメント

  1. けいこ

    箱に穴をあけてピッタリの位置を出す労力を感じさせない、可愛いらしい青色表紙のデザイン。シックなケースから取り出すと明るい色が飛び出す雰囲気が好きです。

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  2. 会場コメント

    表紙がかわいい

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