size:194mm×135mm×25mm 192ページ
<作品の説明>
テーマが「短歌」ときき最初に思い浮かんだのは「百人一首」でした。そこから、季節ごとに色の組み合わせを変えて楽しんでいたという、「十二単」をイメージして作成しました。スリップケースには和紙を使用し、「御簾」をイメージしています。
表紙・スリップケース:2mmボール、クロス、美濃和紙
本文:貼り絵用和紙、美濃和紙
<エピソード、制作時の事等>
お題は「短歌」ときき、初めて百人一首を勉強したとき、「この綺麗な十二単はこの句」、と少し変わった方法で暗記した時を思い出しました。
十二単は女性歌人の個性のように思っていたので、そのイメージを本にしました。
スリップケースは御簾を表現しています。
本文は12色使用するとまとまりがなくなってしまうため、6色で表現しました。
文字を書いても読みやすい色の美濃和紙を使用しているので、改めて百人一首の勉強に、この本を使おうかな…と思っています。
<自己紹介>
昨年の10月から製本を勉強し始めました。
もともと手作業が好きだったことや、職人技のような技術に興味があったので、思い切ってやってみることにしました。
毎週レッスン日が待ち遠しく、その為に働いているような…。
製本は素敵な技術、お仕事だと思います。
昨年のクリスマスに、これまでお世話になった方に自分で製本した本をプレゼントし、喜んでもらうことができました。
「もっと素敵なものを贈れるように!」と思い毎週勉強しています。
とても楽しいです。
6色で表された色味、和紙の使い方にうっとりします。
着物の襟のようにページごとに角切りされているのも素敵です。
十二単を彷彿させますね。
私も色と和紙で綴れる作品を作製したい!と思わせてくださった作品です。
Great book for kids.