057 狂恋歌 北原白秋『桐の花』より

size:210mm×150mm×10mm 36ページ

<作品の説明>
北原白秋の過去にすさまじい恋愛があった!ほのぼのした童謡とは別世界の恋の短歌を知り、当時の白秋の気持ちを文字のデザインと墨の絵で表現してみました。
【材料】表紙:水墨画を裏打ち(紙は書道用の紅星牌)タイトル:ビオトープに箔 本文:銀片入り洋紙110㎏ 見返し:美濃和紙(墨流し)かがり糸:ラミー16 /1
【挿絵】水墨画

<エピソード、制作時の事等>
短歌という和のテーマ、挿絵は墨で描こうと決め、最初は和装本を作るつもりでした。二帖綴じ、折り本風の本などサンプルを作っては挫折。基本の角背上製本にしました。表紙を画仙紙にしたため、紙が柔らかくて溝を作りづらく、不安定さがずっとあり、本文との合体に苦労しました。

<自己紹介>
文筆家で書家。今春、月1基礎コースを卒業したばかり。本の中身(文と絵)もデザイン(DTP)も製本も、全部まるごと自分の本を作りたいと奮闘中。


スキル

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5 コメント

  1. 会場コメント

    とにかくかっこいい

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  2. saie

    墨で描かれた表紙、水墨画を生かした挿絵が白秋の心情を引き立たせているようです。
    本から良い香りがしそうで、そこも素敵です。

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  3. 会場コメント

    表紙と題箋のバランスがステキです

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  4. 会場コメント

    表紙の水墨画に目が魅かれた。中の挿紙も良かった。

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  5. 会場コメント

    Paper and Binding technic good

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