size：200mm×111mm×29mm 144ページ
＜作品の説明＞
川野芽生・中川多里 人形歌集「骨ならびにボネ」「羽あるいは骨」を合本し、布装角背上製本（溝のない表紙）に改装し、函を作成。表紙・函：2㎜ボール、草木染め綿布。分解してかがり直して新しい表紙をつけるが、なるべくオリジナルの姿やページの開き具合を損なわないよう意を用いた。
＜エピソード、制作時の事等＞
ひと頃、改装ばかりしていた時期があったが、作者の思いのこもった装幀を壊すことにためらいを感じるようになり、文庫・新書を除いて改装から遠ざかっていた。今回、同じ作者の2冊の本を見ているうち、オリジナルのイメージをなるべく損ねないように合本・改装してみたくなった。数年前に草木染めをした綿布の色合いがよい感じだったことに背中を押された。毎度進歩が見られないのは、裏打ち綿布の端の処理がうまくできないこととホットペンがうまく操れないこと。
＜自己紹介＞
まるみず組基礎0期生、かつ男性レッスン生第1号。と書くのが恥ずかしいほど上達しないが、懲りずに応用性として通っている。コンクール皆勤。