074 改装『短歌のガチャポン』

size:200mm×146mm×32mm 240ページ

<作品の説明>
ポップでカジュアルな表紙の本を、ちょっと和風に改装。角背並製本、無線綴じ(あじろ綴じ)を丸背布装に。表紙は短歌は百花繚乱という印象を持っていたのと、ガチャポンのイメージから布を選び、裏打ちして使用。見返しはタスクレエ。函はカプセルをイメージして作成。

<エピソード、制作時の事等>
作品がなかなか決まらず、提出をあきらめかけた頃にこの本と出会い、短期集中にて製作。素材は、本以外全て手持ちのものからチョイス。カプセルに似せた函は初めて作ったが、クロスの厚みを相殺するために、貼り合わせた1ミリボールと2ミリボールを上下で逆にした。(上箱:内側が2ミリ、外側が1ミリ 下箱:内側が1ミリ、外側が2ミリ)カルチャークラブであれこれ習ったことが活かせたと思う。

<自己紹介>
関東から中国地方へ転居した際、製本関係の荷物の多さに我ながら驚いた(笑)工房とは遠く離れてしまったが、マイペースで続けていきたいと思っている。

 https://x.com/bookbinding2020https://x.com/bookbinding2020


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2 コメント

  1. 会場コメント

    上下でセパレートする箱が中への導入に期待感を持たせる。

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  2. 会場コメント

    タイトルにまつわるのか、2つにひらく外箱と、そこから出て来る和風な本が意外性があって、素敵でした。

    返信する

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