076 酒の讃と苦笑

size:149mm×105mm×15mm 12ページ

<作品の説明>
若山牧水の『樹木とその葉』に掲載されていた作品。応用の1枚ものかがりで綴じました。
使用材料:
表紙: ボール紙1mm、榛原千代紙二葉葵山道、Minogami-春色-
本文: マーメイド110kg、Minogami-春色-
かがり糸: ホワイトレーン16/6(中)

<エピソード、制作時の事等>
 最初は酒の短歌を集めた本を作ろうかと思っていましたが、歌碑や石川啄木にフラフラしだし、方向転換してやろうと思っていたことが著作権をクリアしていないことに気づいため、最初にやりたかったことと近い作品を青空文庫から選びました。若山牧水は啄木の友人なので何か近い気がします。
 牧水は自然が好きということで、表紙は榛原の千代紙二葉葵山道にしました。本文は二つ折りの喉部分を接着し、穴を開けやすくしました。喉や見返しのMinogamiは和紙の折り紙で紙の目があります。
 かがりがきつすぎたりくぐる折丁をミスったりでミスのリカバリーが大変でした。

<自己紹介>
豆本を作ったりしています。最近は張子や郷土玩具について調べています。製本の腕が鈍っていないか心配。


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