size:194mm×142mm×12mm 15ページ
<作品の説明>
素材 表紙:手すき楮和紙、とびら:典具帖和紙、本文:ポップコーン和紙、彩色:パステルと色鉛筆、カバー:張り合わせトレーシングペーパー
『星の王子さま』の翻訳者はどんな方かしらと調べ始めたところ、王子さまに関する「短歌」を詠まれていたのでその生涯を冊子にまとめました。明治から昭和かけての激動の時代に自分の興味・関心にひたすら忠実に歩まれた足跡をたどることができたのは貴重な経験でした。
<エピソード、制作時の事等>
資料を読んで文章化するのに手間取ったのと、割り付けて本に仕立て仕立てる過程が大変でした。今回はワードの段組み機能を使用して、本のサイズで調整しました。狙った大きさの本に本文を収められるようになるのが次の目標です。本文は横書きで左開きの和綴じにして和洋の融合を試みました。『星の王子さま』の寂しく柔らかい雰囲気を生かすため、和紙にパステルで彩色しました。アフリカの乾ききった砂漠をイメージしたのですが、描けたのは日本の湿った砂山でした。サンテグジュペリが見た砂漠を実際に見たくなりました。
<自己紹介>
月1回の基礎コースもそろそろ終わりが見えてきましたが、一つ学ぶと次の課題が見えて来る感じです