size：200mm×160mm×40mm　20ページ

＜作品の説明＞
筐、短歌アルバム、持ち運び紙ばさみの構成。筐素材　遠州綿紬・八女和紙、短歌アルバム素材　絹布・紙・糸、紙ばさみ素材　絹布。アルバム内の短歌は、義両親が詠んだ歌です。
アルバムは、気に入った短歌を入れ替えられるように作りました。はがきの大きさにしたのは、義両親が簡単にプリントアウト出来るように。短歌を印刷した用紙は、料紙柄の物で、歌の雰囲気に合わせました。紙ばさみは、外出時の歌詠み用として、はがきと筆を収納。
アルバム、紙ばさみに利用した絹地は、義母が昔着ていた友禅着物地です。　

＜エピソード、制作時の事等＞
今回のお題「短歌」ということで、短歌を詠んでいる義両親のことを思い出し、制作いたしました。素材は、主に日本の物で制作。苦労したのは、アルバムの台紙。
はがき固定用の糸の選択、位置、張り合わせのり等色々実験しては失敗しながらやっと出来上がりました。コンクール後義両親にプレゼントしようと気持ちを込めて作ってみました。

＜自己紹介＞
最近制作さぼりぎみを反省している。計画はするが実行できない。
最近「和紙の里」へ旅行する事をテーマに休日をすごしています。辺境地が多くバスや電車の乗り継ぎも悪いがその分人がいないのでゆっくり楽しめたり、現地の人とゆったい話し込んだり出来ます。お仕着せでない自分が作る旅行計画、時刻表と格闘しながら計画を練るのは格別です。ちなみに今回使用した八女和紙は九州地方の和紙で、義両親も九州出身です。