size:192mm×138mm×33mm 448ページ
<作品の説明>
『日本プロレタリア文学集・40 プロレタリア短歌・俳句・川柳集』の改装。表紙:むら染め和紙、見返し:ペーストペーパー、小口:パラがけ。表紙に用いた印刷・エンボスは、樹脂版によるレタープレス機(くるくる、ANIKI)使用。短歌は本文からの引用です。
<エピソード、制作時の事等>
様々な状況・職種・環境下での労働や労働運動にまつわる歌集。まとまりのない仕上がりになりましたが、自分に繋がるものとして、柔らかい肉体と金属の間で指がちぎれ血が流れるという、実際に見聞きしたイメージを大切に作りました。
<自己紹介>
欲をかいたらふりだしに戻りました。
作ろいもだけどしつけも美しく色使いがすてきでした
紙を使い金属を表現するなど、素材の装飾が挑戦に満ちていて惹かれました。
天地の染めがものすごく滑らかできれいなところに目がいきました。
それ以外も、花布や表紙の装丁などが完成度が高く、技術の高さがうかがえます。