002 改装本 旭川叢書第33巻「旭川、こどものあそび点景」

size:225mm×160mm×26mm 208ページ

<作品の説明>
こどもの頃にしていた遊びを、幼年期を旭川で過ごした1919~2001年生まれの45人が答えたインタビューを、絵本作家の著者がまとめた一冊です。
角背無線綴じ本を丸背に改装。
素材:タスクレイ、アラベールスノーホワイト、ベルチーニ、和紙、製本クロス、箔、2ミリボールほか

<エピソード、制作時の事等>
親が転勤族で幼少期から道内をまわっていたため、長年『故郷』はよくわからないものでした。
ただ、雪景色のなかで遊んだ記憶は原風景として残っていて、自分にとって故郷といえば遊びです。
そこで、個人的にとても思い入れの深い、遊びに纏わる本を選びました。
まるみずペンでの箔押しは、活字を拾って機械でやるより難しくて、毎回必死です。

<自己紹介>
普段はまちの小さな製本屋で、糊を使ったあれこれを製本している幽霊です。
久しぶりの自分のためだけの製作で、改めて糸で綴じるのはすてきだなと幸せな時間でした。
(BGMは4歳娘のお歌と、2分に一度の「ママ見て、ママこっち来て、ママ、ママ?」コール)


スキル

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コメント1件

  1. とうま

    シンプルながらとても丁寧な仕上がりですね。お子さまが小さい中で作るのは大変だったのではないでしょうか。(同じく堀川真さん作の育児マンガ『たぶん、なんとかなるでしょう。』オススメです。ご存知でしたらすみませんー)

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