size:225mm×150mm×30mm 241ページ
<作品の説明>
ルンペン文学を生んだ小説家と呼ばれる下村千秋が同郷と知り、彼の作品の中からいくつか『あおぞら文庫』より抜粋し作品集とした
冒頭に私たちの故郷の名所と作者についての説明を入れた。
[ケース]
クロス:『あずみの野木綿』手染めの生地で自然なシワや素朴な手触りの風合いが魅力
はめ込んだ格子戸:1/12サイズの格子戸(特殊圧縮紙)
[表紙]多色滝筋縞模様木綿生地
[本文]書籍用紙
<エピソード、制作時の事等>
テーマを聞いて思い浮かんだのが『格子戸を引いた時、格子の桟が重なりズレていく様』の懐かしさだった。
ケースの格子戸をずらして配置することでその奥の見え方が面白みを増した。
そこからイメージを膨らませ『格子戸から覗く台所の暖簾』を滝筋縞模様の生地を使用。
ケースに使ったクロスの風合いは気に入っているが切れ端がほつれるのにやや苦労した。
格子戸は1mmボール紙を重ねて桟の太さ分ズラし切り込み加工し埋め込んだ。
<自己紹介>
一昨年基礎コースを終え、現在は応用コースで楽しく学んでおります♪
今回は4度目のコンクール参加となります。
製本は時間に余裕を持って集中して制作しないと、取り返しがつかないミスをすることを私は知っています。
2度目のコンクールでは提出するのが精一杯でまず、まるみず先生が手に取った途端分解してしまい評価対象外いという苦い思い出があります。
今回も集中できた時に一気に制作しのコンクール提出間に合ったどぉ!





箱の日本家屋の戸がきれいだった。
箱の格子戸のつくりが繊細で目をうばわれました。
木と箱から出すのが気持ち良いです。
格子がすてき。