070 a look-back

size:145mm×200mm×10mm 24ページ

<作品の説明>
私の故郷(ふるさと)は、新潟に並ぶ“米どころ”です。
山あいにある今は亡き両親の実家へ小さい頃、頻繁に行き眼にした光景が私のふるさとです。
小さい頃、ごはん粒をお茶碗にいっぱいつけて食事を終えると、母から「お百姓さんが汗水流して作ったお米をそんなに粗末にしてはいけません!」と叱られ、きれいに食べさせられていましたが、今毎日、おいしいお米を頂けているのも、親戚から毎秋、お米を分けて頂いているからで、ありがたい限りです。
“令和の米騒動“と” 酷暑による不良“等、心配事もありますが、今年もおいしい新米が収穫できること祈りながら、送られてきた玄米を都度精米する際使用していた、米袋を再利用し製本してみました。

<エピソード、制作時の事等>
今春から製本基礎を教えて頂く様になり、私の限られた製本可能領域で、構想に極力近づけるのに苦労しました。まだまだ精進あるのみです。

<自己紹介>
以前は『写真フィルムメーカー勤務』、現在は『特殊紙商社勤務』、今後は『”以前”と”現在”をマージさせた起業』を構想中。


スキル

投稿日

コメント1件

  1. Saie

    お米が作られている場所の風景を米袋の表紙で包む発想が
    良いですね。
    記録するのにぴったりなデザインと仕立てで
    写真のフレームがちぎれているところも好きです。

    返信する

コメントを送信

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です