size:170mm×130mm×20mm 26ページ
<作品の説明>
本文紙:NTラシャ 170k
色紙:TAKEO PAPER 「SIKI」
表紙:2mmボール
本を開いた時に奥行が出るように、アルバム製本にしました。
「故郷」とは、「何かあったときに立ち返る場所」と解釈し、知の糧となる本を帆に見立てて作成しました。
色紙がとても綺麗なので、質や素材や色合いが異なる紙を活かせるようにデザインしました。
<エピソード、制作時の事等>
テーマが故郷ときいたときに、パッと思いつく場所がなく…。
私にとって故郷とは、
「何かあったときに立ち返る場所」と解釈しました。
いいことがあった時も、落ち込んでいる時も、
何か新しいことを始める時も、行き詰まっている時も、私が立ち返る場所は本の世界です。
「知は糧」がイメージできるように、船の帆を本で表現しました。
また、少しでも奥行きが出るように、アルバム製本にしています。
色紙はそれぞれ素材が異なり、どれも綺麗なので、パッと見て違いが分かるように製本に取り入れました。
<自己紹介>
まるみず組に通い始めて、もう少しで2年になります。
コンクール作品を作成するのは2度目ですが、レッスンで新しい作品を習うのと、自分の頭の中にあるものを形にするのは、全く違い難しいな…と思いながら作成しました。
そもそも頭の中にイメージをするまでに時間がかかりますが…笑
作成しながら、「この紙分厚すぎたな」など素材選びに苦戦することも多く、まだまだ勉強が必要ですね。
これからもぼちぼち頑張ります。





アルバム製本は、後から中に貼り込んでも背と本文の高さが合うよう、
あらかじめ背を高くしておくというもの。
これでは背ばかり高くて本として不格好。
奥行きを出したいなら、もっと違った方法があったはず。
紙の重なりとか、デザインはおもしろかったので、
「本」という形式をもっと活かすことを考えてもらえたらと思いました。