102 うまいもの歳事記

size:194mm×134mm×20mm 228ページ

<作品の説明>
角背改装本。表紙の象嵌は本のジャケット。クロス・かがりイト(40/1)・支持体(ホワイトレーン16/9)・裏打ち寒冷紗・花布・スピン・図引き王国・ギャルとブランシュと見返しは手元にあったものなので品名は不明・1ミリボール紙・2ミリボール紙

<エピソード、制作時の事等>
古本屋で見つけた食に関する本。郷土料理を食べると故郷を思い出す。
この本は12カ月の旬の食材とその料理が書かれている。
著者は大阪出身なので料理は上方のものが多い。
この本を読むと盆暮に一緒に台所に立ちいろいろ教えてくれた義母を想い出す。
手軽に読めるように仕立ては軽い角背上製本に。象嵌部が大きいので内張りを2枚にした。
横着をして見返しを貼ってから目引きをしたので見返しノドに穴が空いてしまったのは失敗。
本文中の挿絵と表紙象嵌のデザイン(加藤義明/切り絵作家)が気に入っている。

<自己紹介>
豆本をきっかけに製本の世界に。
さすらいの末板橋の製本工房にたどり着く。
現在はパッセの生徒・マルミズ基礎講師・出張講師・インタビュアーなどの肩書きを持つ事になる。
最近では関西方面にさすらいに出る。
ああ、製本が上手くなりたい?

 https://www.instagram.com/kina_ze/


スキル

投稿日

コメントを送信

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です