01 繭cocoonと言葉

01 繭cocoonと言葉

size:120mm×300mm×120mm 40ページ <作品の説明>和紙から繭cocoonの連想は逆らいようの無い衝動に変わりました。 どうやったら和紙で繭cocoonが作れるのかを考え、発泡スチロールにひたすたわしを貼って形を作りました。この時点で3種類の和紙を使っています。 外枠ができて、本の製作に取り掛かる段階で、サイズの事を考えていなかったことに気がつくという間抜けな展開になりました。 試行錯誤の結果、ピッタリだと思う寸法をわあ割り出して、本文製作に取り掛かりました。...
02 ふところノート

02 ふところノート

size:147mm×90mm×12mm 64ページ <作品の説明>懐紙は茶道で使うイメージでしたが、昔は懐に入れて持ち歩き、様々な用途の中で、メモ用紙としても使っていたと知りました。今回その懐紙を、持ち歩きたくなるノートに仕立ててみたいと思い作りました。 素材:懐紙、和紙、リボン、麻糸、ボール紙 <エピソード、制作時の事等>厚紙にリボンを通すのがなかなかうまくいかず苦労しました。...
03 透かし模様 雪月花

03 透かし模様 雪月花

size:185mm×137mm×28mm 72ページ <作品の説明>「雪」レース和紙(産地不明), 黒谷和紙,内山和紙 「月」レース和紙(産地不明), 小川和紙(銘 柏扇),悠久紙(きはだ染め),因州和紙(銘 白兎) 「花」落水紙(産地不明),石州和紙(弁柄染め)東京産三椏紅花入和紙,東京産楮和紙 各々全てクロス,絹糸 「箱」紫明緞子,土佐和紙,小川和紙(銘 柏扇),こはぜ 和本の水色は雪、黄色は月、赤色は花。雪と月は康煕綴じ、花は麻の葉綴じ。箱は四方帙。...
04 四つ目綴じと帙もどき

04 四つ目綴じと帙もどき

size:124mm×170mm×15mm 118ページ <作品の説明>ポップコーン和紙を使って、ある短編小説を四つ目綴じの和本に仕立てました。小さな本なので、本の保護になるものとして帙を少し変形させたものを作ってみました。 <エピソード、制作時の事等>友人が小説を書いているのですが、ネットに投稿しているものを本人に本としてプレゼントできたらいいなと思っていたのが作品作りのきっかけです。時代柄、和紙を本文にしたらどうだろうと思って作りました。本文の印刷、帙を作る時の寸法の計算に苦労しました。...
05 包結図説 つつみの記

05 包結図説 つつみの記

size:210mm×155mm×20mm 72ページ <作品の説明>日本古来から伝わる、飾り物や進物を和紙で包む「折形」(代表的なもの:祝儀等の金封)をイメージして作りました。檀紙や水引を使ってみました。中身は『包結図録上巻 包みの記』(国立国会図書館デジタルコレクション・保護期間満了資料)を使用、昨年度受講したDTP講座で習ったことを自分なりに消化しながら作成しました <エピソード、制作時の事等>DTP講座のおかげで、中身のある少し本らしい本ができました。(自己満足)...